サポーターズCoLabでNetlifyハンズオンを行いました
2019/03/13にサポーターズで行った『Netlifyでポートフォリオサイトを作ろう!』というイベントでのハンズオン講師をしてきました。 今回のハンズオンはNetlifyの手軽さを実感してもらうことが目標で、小難しいことや静的サイトジェネレーターなどには触れませんでした。
ハンズオンの内容
自分が普段激推ししているNetlifyの入り口的な内容を話してきました。 「Netlify便利だよ」って言っても触ってくれないのは目に見えているので、便利だと実感してもらうことを重点に置きました。 「Netlifyで始めるサーバーレス開発」でいう一章の内容とフォームの設置を、その場でアシストしながら進める空気感です。 具体的には次のような内容を取り扱いました。とにかく「欲張らない」を目標にしたので分量としては少なめです。
- GitHubにリポジトリを用意して、Netlifyと連携するだけでサイト公開。
- GitHubに新しいコミットを追加して自動でサイトが更新されるのを確認。
- Netlify Formsを設置して、サイト内にお問い合わせフォームを設置する。
- 適宜質問を受け付けて答える。
また、参加者の一人である遠藤ヒズミさんが早速参加ブログを公開し、Netlifyでサイトを公開してくれたみたいで非常に嬉しいです。
振り返り
自分の反省なのですが、ハンズオンはLTと比べて難しいと感じます。 ハンズオンは2回目なのですが、次のような反省点がありました。
- 接続トラブル
- 接触が非常に悪く準備に手間取ってしまいました。
- 予備端子を持ってきておらず、参加者の方にお借りしました。ありがとうございます!
- 参加者が持っている開発環境の整備状況の差。
- 開発環境が整っているものと思いましたが、そうとは限らないことがわかりました。
- ここは参加要項に書いておくべきことでした。
- 今回は内容も簡単だったのでGitHubのWeb UIで編集する方法で回避しました。
- 開発環境が整っているものと思いましたが、そうとは限らないことがわかりました。
- 参加者間の進捗状況の差
- 説明部分と手を動かす部分の区切りが明確でない。
- 全体的にメリハリのない空気のまま進めてしまった。反省。
- 手を動かす部分ははっきり分離しようと思いました。
逆に、良かった点としては
- 時間内で説明したい内容をやりきれた。
- 前回は分量が多すぎて途中までしかできなかったので、進歩を感じました。
- スライドでなくプリントを用意した判断は良さそう。
- 前回はスライドを用意したものの、ほとんど使わなかったので今回はテキストをプリントアウトしたものを参加者に配りました。
- CSS組版でMarkdownをプリントしました。
- プリントを見ながら先に進んでくれる人もいたので、各々のペースで進められてよかったです。
やってみて
人にプログラミングを伝える手段としてブログや書籍、ハンズオンとやってきましたが、ハンズオンは難しいです。ただ、ブログや書籍と違って、自分の操作を見せられるという意味で非常に伝えやすい方法だと思っています。 そういった意味では、自分の操作を見せつつ各々の進捗に合わせられる「動画」という手段にはポテンシャルを感じています。 YouTuber、ありです。 ただし、「より良いハンズオンとは?」という問いは繰り返していこうと思っています。
技術書典6でNetlifyの本出します。
前回の技術書典5ではNetlifyのFunctionsに特化した本を出しましたが、今回の技術書展6では「Netlify Recipes」という本を出す予定です。 初心者に機能を説明するだけでなく、Netlifyの機能を活用したアイディアも紹介しています。 サークル詳細でチェックリストに加えてもらうと部数の想定ができるます。なので、「欲しい」と思った方はチェックお願いします。