『初夏のJavaScript祭』でSPAのSSR, SSGについて話してきました
メンバーズキャリアさんのオフィスで開催された『初夏のJavaScript祭 in メンバーズキャリア』で登壇の枠を頂いたのでSPAをリリースする際によく検討されるSSR(Server Side Redering)と、条件付きでSSRの面倒事を省略できるSSG(Static Site Generator)についての話をしてきました。
発表資料
概要
- SPAをリリースする際にVueやReactを単独でリリースしようとすると、表示までの速度や、ソーシャルシェア、SEOにおいて不利になりうる
- Nuxt.js(のユニバーサルモード)を中心にSSRを利用する事例も増えてきたが、サーバー・キャッシュなどを考慮する必要があり面倒
- SSG(静的サイトジェネレーター)でビルド時にSSRを行うPrerenderというアプローチを利用するとサーバーやキャッシュの考慮が不要になる
- ただし、Prerenderはコンテンツの更新ごとにビルドの必要があり、反映までのタイムラグが存在する。
- このデメリットを受け入れられれるのであれば、SSRよりSSGを利用するとメリットを享受できる。
補足
- 今回は「JavaScript、SPAが好きだよね」という前提の話なので、クライアントでSPAとして動作させる前提の話をしました。
- 自分はReact寄りのエンジニアなのですが、イベント参加時のアンケートにVue, Nuxt.jsに興味を持っている人が多かったのでなるべくVue寄りの話にしました。
- 自分の前にlulznekoさんがGridsomeの話をする予定でしたので、いろいろ説明を省略しています。
参考リンク
イベントレポート
イベントではElmやNuxt.js x Storybook、SemanticUI、IoTなどいろんなJavaScript周りの話を聞くことができました。やはり20分セッションは濃い内容が聞けてとても勉強になります。自分はReactを通して関数型のアプローチに興味を持っていたためElmは非常に興味深い内容でした。
セッションの後はSemanticUIについてのセッションをしたフジワラさんが個人開発で作られている『THE BINGO』というビンゴのWebサービスを利用してビンゴ大会を行いました。 このサービスはFirebaseで作られているのですが、50人弱の人のビンゴが自動で進んでいく様子は思わず「すげえ」という言葉が出るほどでした。 また、フジワラさんの会社Tシャツ、IoTグッズ、自分が技術書典で出した技術書がビンゴの景品でした。
自分はフジワラさんの会社Tシャツを景品としていただきました!
会場を提供していただいたメンバーズキャリアさん、運営の皆様、参加者の皆様、楽しい時間をありがとうございました。