技術書典7で『Slack App開発レシピ』を頒布します
技術書典7で『Slack App開発レシピ』という技術同人誌を頒布します。(サークルページ)
この本は、技術書同人誌博覧会で頒布した『Slack App開発ガイド』の続編になります。 開発ガイドではSlack Appの作成方法、利用できる機能の説明・設定方法、機能を使った簡単なサンプルの解説を行いました。 一方、今回頒布する開発レシピでは「ちょっと実践的なアプリ」を例として、どういった流れで実装、どういったコードで実現するかといったポイントを解説しています。
目次
- 1章 Slack App開発の基礎
- 2章 構築構築とFunctionsの基礎
- 3章 定期的に実行されるアプリの作成
- 4章 外部DBを利用したアプリの作成
- 付録A タスク自動化ツール『Zapier』の利用
52ページと薄めの本で500円で頒布予定です。
対象読者
- 『Slack App開発ガイド』を読んだ。または、Slack Appを作ろうとしたことのある人。
- Node.jsまたはJavaScriptにある程度、親しみのある人。
- Firebaseの入門にネタを探していた人。
- Slackが好きで、効率化やコミュニケーションの活性化に興味のある人。
1章に簡単なまとめは用意していますが、前作「Slack App開発ガイド」でそれぞれの機能の特徴や設定方法がわかっている前提です。いつもの本よりはちょっと難しいぐらいの位置づけで書いています。
取り扱うアプリ
開発レシピで取り扱うアプリは2つです。
- Channel ranking :Slackの盛り上がっているチャンネルを通知するアプリ
- Command tracker: Slack上のSlash Commandで打刻を行うアプリ
2つのアプリともFirebaseのCloud Functionsを利用して実装しており、それに加えてChannel rankingではCloud Schedulerを利用したスケジューリング処理、Command trackerではFirestoreに入力された時刻を保持しています。