技術書典10でReactとGatsbyJSの入門本を頒布します

2020.12.24 thumbnail

技術書典10で『つのぶえ出版』としてReactとGatsbyJSの入門本を頒布予定です。

どんな本か

一言でいうと、React/Gatsbyでウェブサイトを書けるようになる本です。 2021年に通用するGatsbyJSのガイドブックを目指して執筆しました。

近年、GatsbyをはじめNext.jsでウェブサイト作る機会が増えてきました。しかし、その土台となるReactは本来のアプリケーション開発を想定したものなので、巷の入門本もアプリケーションを作るための学習を目的としたものになっています。 この本ではGatsbyでサイトを作ることをゴールとし、その過程でReactの学習を行います。本来Reactの入門本では必須と思われるhooksやcontext, fluxに関してもほとんどスキップし、コンポーネントの書き方やCSS Modulesといったマークアップに近い内容を分厚くしています。

今後、更に増えてくるであろうReactのマークアップやGatsby, Next.jsでのウェブサイト製作への入門を考えている方にぜひ読んでもらいたいと思っています。

作れるもの

本書ではGatsbyでウェブサイトとブログの2サイトを開発しながら、ReactとGatsbyに慣れていきます。

1つ目のサイトは、ポートフォリオを想定したサイトです。 スクリーンショット 2020-12-24 1.18.28.png (318.8 kB)

2つめのサイトは、ブログを想定したサイトです。 スクリーンショット 2020-12-24 1.18.05.png (246.2 kB)

この2つのサイトを作ることで、ランディングページをはじめコーポレートサイトのようなものも作れるようになります。

あらすじ

第1章ではReactのおさらいをしつつJSXでポートフォリオサイトを構築します。最後にReact単体でウェブサイトを作る際のデメリットを確認し第2章でGatsbyに入門します。 第2章ではポートフォリオサイトの要件を達成するGatsbyのサイトを作成します。Gatsbyのルーティング、データの取扱、Netlifyのデプロイまで一通りサイトが作れるレベルまでやります。 第3章では記事データをmicroCMSという国産のHeadless CMSで管理し、Gatsbyのブログを構築します。 第4章ではよりGatsbyを乗りこなすためのTipsを紹介します。

内容を調整している段階ですが、現時点で100ページを超える内容になっています。電子版は1,000円、物理本セットは1,500円を予定しています。 BOOTHで「GatsbyJS Guidebook」を購入してくれた方には無料アップデートという形で配布したいと考えています。


余談: なぜ今GatsbyJSなのか なぜNext.jsの勢いがすごいなか、GatsbyJSの本を書くのかに対して疑問を持つ方もいると思います。 単純にNext.jsは他の人が書いてくれると思ったので、Gatsby本は自分が書くべきと思ったからです。